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ごめんよ、ぼんじり。ごめんよ、やげん。

今月頭の6日、我が家で暮らしていたキンカ鳥のぼんじり君が、空よりも高く遠い天国へと旅立ってしまった。
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経緯を書かせてもらう。

6日、いつも出勤前に夫妻とハム’sのケージに掛けてあるカバーを外して、簡単なチェック等して行く。
この日もカバーを外して挨拶したら、鳴き声で違和感。発せられる声が少ない?
(もちろん鳥の方、ハムはだいたい寝てる)
ぼんじり君がケージ内から姿を消していた。慌てて周辺を探すも見当たらない。
窓や網戸は閉じているから家の外とは思えない、居るなら室内だ。
親には絶対に窓やドアを開けず、一切手を出すなと言って出勤。
(勝手に探されて踏みつぶされたり、室外へ逃がされないよう)

コロナ情勢で仕事は時短になっていたが、朝それを話すと早退して探してあげてと帰される。
ちなみに会社の方々はぼんじり君と面識がある。
この間、具合悪い時に常時経過見る為、会社に連れて行ったから。


帰宅後、しっかりとドア窓を確認したうえで、ケージ周辺、本棚の間など入り込めるだろう箇所を注意深く捜索。が、鳴き声1つ羽ばたく音1つ聞こえない。やげんさんが心配そうに呼び鳴きしている。
最後に今ではガンプラ制作台と化した学習机の裏を見ようと少し前へずらす。
そして、最もあって欲しくない予想が的中してしまった。

机裏の角に何やら黒くて平べったい物体が見えた。最初は暗くてわからないが水槽に使う光度の高いLEDライトで照らし出されたのは、黒光りする蛇の姿だった。机の上部からの距離で薄暗い中での目視なので種類までは即断できなかったが、若齢個体は有毒種と似た模様の例もあり、あえて手を出さず一度後退。
網やプラケース、手には軍手を用意し、父親と二人で対処に当たった。

結果、捕獲されたのはアオダイショウのまだ若い個体だった。
太さを例で言えば単2電池、ペットボトルの口と同じくらいの太さ。長さは100均のビニール傘くらい。
机裏から追い出したところを父が頭を押さえつけ、私がやや後ろから首根っこを掴んで、徐々にケースをずらして安全部位まで手をずらしていく。(蛇の頭1~2個分後ろ辺りは体のつくり的に届かず噛みつけない)
驚くほどの強さで腕に絡みつかれるも、引き剥がしてケースに移し、確認。その腹部は一回り大きく膨らんでいた。

それを見て怒りが沸いたが、蛇を殺して腹を裂いてももう手遅れだという事も即座に理解して、手を出せなかった。


もう息絶えているとはいえそこに「ぼんじりが居る」のだという思い故に一晩だけ傍に置いていたが、
捕まえた時のショックからか蛇も動きが鈍くなり、次の日にはやがて衰弱死してしまった。
そしてケース内には死ぬ間際に苦しみから逃れる為か排出した体内容物が残っていた。

もちろん、ぼんじり君「だったもの」も。
やや消化され変り果ててはいても、ゼブラフィンチという名前の由来でもあり特徴的だった縞模様と頬のチークパック(オレンジの部分)は判別できた。

夜中に襲われた時、もしかしたら鳴いて助けを呼んでいたかもしれない。
けれど気付いてあげられず、守ってあげられなかった。助けてあげられなかった。

ごめんよ。
痛かったよね。苦しかったよね。怖かったよね。

頭を撫でてあげた。

埋葬する時、いつもそうしていたようにペレット餌を食べやすいように磨り潰し、フルーツ味のビスケットも混ぜたものを1日で食べきるのと同じくらいの分量、包んで添えてあげた。
いつもはゴハンの前にお薬を飲まされて、主食にも整腸剤などが入っていた。
だけど、もう美味しくない薬は無いよ。やげんと同じ、混ぜ物無しのゴハンだよ。天国へ飛んでいく間のお弁当だよ。
埋めた場所は広々とした里山と空を見渡せる、我が家で一番背の高い柿の木の根元。
お日様も当たるし、色んな鳥が飛び交うし、稀に営巣する野鳥も居る。
ここならきっと、寂しくないよね。


そして、衰弱死してしまった蛇も、そのまま原野に打ち捨てる気にはなれず、離れた場所に埋葬した。
蛇はその生態として餌を求めるという当然の事をしていただけで罪はない。実際、10日に一度とかかなり間を置いて餌を求めるのも珍しくないので、排出した内容物からして襲うまで空腹状態だったと見て分かる。
むしろこちらが命を失うキッカケとなってしまったのだからせめてもの償いとして、である。
死の間際に、せっかく食べたものを出してしまったので、冷凍保存していた赤虫をスプーンに1杯ほど、ちょっとお腹を満たせるくらいの量を、お詫びには到底足りないがこちらも天国へ行くまでのお弁当として包んであげた。




本来なら埋葬した土曜日は、ぼんじりの通院日だった。しかし、もう必要なくなりキャンセルの旨を前日にお世話になっていたクリニックへ電話で伝えた。先生は席を外していたのでスタッフさんが代わりに伝えてもらった。
その電話をした日の夜、もう診察時間だってとうに終わり営業を終えている筈のクリニックから電話があった。
出てみると、相手は主治医の先生だった。
スタッフから電話の内容を聞き、遅くなってしまったがわざわざ連絡をしてくれたとの事。
そして、少しの間どうしてそうなったか、蛇の侵入ルートなど自分なりに状況分析した上での推測を話した。

先生も昔飼っていた鳥を襲われた経験があるらしいが、田舎でも都会のような住宅が増えている中で電線を伝って侵入するなど現代の環境に適応した生態を作りつつあると自身の考えを伝えた。
(蛇に限らず、ハンガーで巣作りする烏、住宅地で餌を探すタヌキやイノシシなど現代環境に適応する例はある)

実際に庭先をタヌキやキジが横切ったりする話は先生側も驚いていたので、ステイホームなどで小動物を飼う方も増える中で、意外なルートで外敵が侵入する恐れがあるので、新たに飼い始めて相談に来る方などへ注意喚起例として話して頂けないかとも伝えた。



ここへ書くまで1週間、躊躇っていた。
だが、パートナーが亡くなった事を知らず、今も呼びかけるような鳴き方をしているやげんの姿を見て、亡きぼんじりの為にも守らねばと気持ちを切り替える為、記す事にした。

今後のやげんの事を考え、新たな♂個体も現在探している。
非情と言われるかもしれないが毎日鳴き続ける事でやげんの肉体的負担、相手が見当たらない事での精神的負担は相当なものだと思われる。ならば、ペアとなるまでは行かずとも同じ種を身近に置く事で僅かでも「独りぼっちじゃない」と安心させる事が大事なのではないかと判断したためだ。

もともとつがいだったのを知らず、ぼんじりだけお迎えしてやげんはお店で独りぼっちにしてしまい、翌日寂しそうだからと再度お店へ行き1日遅れでお迎えした経緯がある。前回の1日だけ独りぼっちではなく、今回はもうぼんじりとは二度と会えない。
それでもあの子の辛さを減らせる可能性があるのなら、新しい子を探して来ようと思う。



最後に、ぼんじり。
家にお迎えして過ごしていたのは短い間だったけれど、
君が居てくれたおかげで仕事で疲れて帰っても、部屋へ入ると君が鳴いてお返事してくれたから今まで頑張ってこれたんだよ。
休みの日で一日家に居る時は、ケージの中で羽根咥えて遊んだり色んな姿を見せてくれて楽しかったよ。
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本当に今まで、ありがとう。
ずっと先、いつの日かやげんや他の皆、そして自分がそっちへ行って会えたら
また、あの猫みたいな鳴き声で歌って聴かせてね。
それまで、少しだけ待っててね。
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プロフィール

翼

Author:翼
ドールだったり、ガンプラだったり、釣りだったり、何かと幅は広い。
ここ最近は多忙なせいで割と大人しい。マシュは眼鏡装備以外認めぬ派。


【娘’s紹介】
真由(まゆ):DDSマユ、我が家最初の子。
ボケもツッコミも出来るが出番少なめ。


澪菜(れな):MDDレナ、二人目。
次女という事にはなるが、会話はひらがな。


凪紗(なぎさ):DD(06)撮影会や当ブログでの進行役。画像の子。

游紗(ゆうさ):DD(07)誌上通販のメイク済ヘッド。凪紗とは双子の妹的立場。


那那(なな):MDD(01)長らく温存の末、ようやく形となる。
姉のような妹。怒ると一番怖い。

【なまもの】
ピィちゃん:2018年7月にゲーセンで手に入れたピラニア。翼自宅の居間で過ごすパーソナリティ2号。

ぼんじり(故):キンカチョウの雄。やげんとペアだったが蛇に襲われ命を落とす。その死により部屋の防衛体制強化へとつながる。


やげん:こちらは雌。ぼんじり死後呼び鳴きしていたが、ねぎま加入で今は落ち着いた。

ねぎま:キンカ雄。やげんのストレス軽減として茨城の方より里子として加入。今は互いに鳴きあう程打ち解けている。

もも:ブルーサファイアジャンガリアンのメス。巣箱の角で背中擦るのが好きらしい。

くー:プディングジャンガリアンのメス。
成長し特価で売られてたので、ついお迎えした。



他、水槽軍団多数…

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